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支えていた人々すべて主役 アナウンサー・伊波伴准さん2010年07月29日 高校野球の華麗なプレーや粘り強い打撃を見ていると、毎年心を強くつかまれます。熱戦が続く球場では、選手以外でも多くの人が試合を支えています。
花巻球場のスコアボードの中では、選手交代や試合結果の表示を補助員が手作業で直しています。いつかは自分もあのグラウンドにという思いを胸に、じっとプレーを見つめています。観客全員が見るスコアボードのウラには、目立たない野球部員の活躍があるのです。 応援団にも毎年感心させられます。応援団の団旗は野球場のスタンド最上段で毎年高々と揚げられますが、風の強い中で支えている姿には頭が下がります。 これに加えて各学校のブラスバンドの活躍も試合を構成する大切な要素です。ルパン三世のテーマや、狙いうち、などのメロディーの中、ここ数年は「新世紀エヴァンゲリオン」のテーマ曲が人気。選手たちからは、メロディーがかっこいい上に、気持ちがより高まるという意見が多くあります。 今年、取材をしていて印象に残る演奏といえば――。高田高校のブラスバンドは屋外演奏なのにハーモニーが奇麗。岩谷堂のスタンドはトランペットのメロディーが遠くまでよく届いていました。花巻農のスネアドラムは刻みの強弱が素晴らしかったし、久慈は太鼓との連携がうまいな、と感じました。 人数が多くなくても頑張っているのは盛岡中央。ブラスバンドは中学校での経験のある生徒の助けを借りて、19人で構成されていました。人数がさらに少ない時期もあったそうですが、野球部の活躍を応援しようと、千人の全校応援を控えの野球部員とともにしっかりとリードしていました。 試合を終えた選手は応援団に必ず礼をします。高校野球は選手のプレーも、応援も、支えている人々すべてが主役なのだと改めて実感します。 地方大会ニュース
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