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富士東・宮崎投手、惜敗に涙なし 静岡大会2010年07月22日 8回裏二死満塁。富士東のエース宮崎はピンチに一瞬、白い歯を見せた。打席には静岡の7番打者小林。吉原二中時代の同級生だ。 2回戦の磐田東戦で延長15回を投げ抜いた。この日も第1シードの静岡相手に堂々と渡り合ったが、終盤、明らかに球威が落ち始めていた。「正直、疲れはありました。でも、苦しくはなかった。とても楽しかった」 2回戦の勝利は、疲れを打ち消すほどの自信をくれた。ともに頑張ってきた仲間たちと試合できることが、うれしくて仕方なかった。 直球を投げた時の小林の反応から、スライダー狙いだと感じた。「ならば、スライダーで勝負だ」。緊張の場面で、元同級生との勝負を楽しむ余裕があった。中飛に打ち取り、9回の味方の反撃につなげた。 1点差の惜敗にも、試合後、涙はなかった。「たくさんの事を学んだ充実した夏でした。悔いはありません」 この日も炎天下、143球を投げたエースは、涼しい顔で言ってのけた。=清水庵原 地方大会ニュース
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