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洲本復活 選抜優勝経験校、21世紀枠で出場 兵庫2012年1月28日0時33分 第84回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の21世紀枠に27日、兵庫県洲本市の洲本高校が選ばれた。選抜大会出場は26年ぶり3回目。伝統校の快挙に「震災から復興した島の元気を東北に届けてほしい」と喜びの声が相次いだ。 午後3時過ぎ、校長室に出場決定を知らせる電話がかかった。「ありがとうございます。謹んでお受けします」。赤坂進校長(59)が答えた。グラウンドで待機していた部員たちに朗報を伝え、全員で野口哲司監督(50)を胴上げした。選手たちは帽子を大空に投げ、喜びを爆発させた。 谷口雄亮主将(17)は「先輩たちが築いてくれた歴史があって出場がかなったと感謝している。甲子園では洲本高校らしい粘り強い試合で、優勝を目指したい」と決意を語った。野口監督も「発展途上のチームだが、大会までに課題の守備を克服し、21世紀枠に恥じない試合をしたい」と意気込んだ。 校内放送で選抜出場の知らせが流れると、あちこちの教室から歓声が起きた。野球部マネジャーの2年、木下可南子さん(16)は「みんな仲が良くて元気なチーム。練習で培った力を発揮して、野球を楽しんでほしい」と喜んだ。野球部父母の会の石坂文人会長(50)は「晴れの舞台で1回でも多く勝って、復興した被災地の元気を全国に見せてほしい」と期待する。 洲本高校は1953年に初出場した25回大会の選抜大会で優勝した。OB会や後援会が中心となって、当時の選手が着ていたオフホワイトのユニホームと、洲本の白砂青松の海岸や青い海をイメージした白、緑、青のストッキングをチームに贈る準備をしている。 後援会長の池田亮さん(50)は「最近はあと一歩のところで甲子園に届かなかった。新しいユニホームで新しい歴史をつくってほしい」と話した。 選抜大会で優勝した時の監督、広瀬吉治さん(82)は「当時のメンバーは平常心で戦ったので良い結果につながった。後輩たちも21世紀枠という意識にとらわれず、自然体で試合に臨んでほしい」と励ました。(藤本久格) ■59年前V「もう一度」 地元商店街も歓迎ムードに包まれた。 洲本市中心街の「コモード56商店街」。書店「ブックス成錦堂」の入り口には早速、「祝 春の甲子園出場」の張り紙が。59年前に優勝したチームの凱旋(がいせん)写真も載せ、「夢よもう一度 ガンバレ」と書いた。洲本高校OBの店主の湊格(みなと・ただし)さん(67)は「校歌にある『立てよ 洲高の若きもの』に応えてくれた」と後輩たちの快挙に喜んだ。 同商店街の庄田量次理事長(62)は「淡路島にとっては、久しぶりに喜ばしい出来事」と喜んだ。商店街で祝福の横断幕を用意し、アーケードに掲げる予定だ。選抜大会期間中、広場の大型テレビで洲本の試合を映し、応援するという。 呉服店経営の椿坂昌一さん(73)は「洲本高校が甲子園に出場したこれまでの試合は毎回、応援に行っている。今回も1回戦は勝ってほしい」と期待する。 洲本高校OBの竹内通弘市長は「近くて遠かった甲子園。長年の夢をつかむことができた野球部の皆さん、おめでとう。一戦一戦悔いのない戦いとなることを期待します」とのコメントを出した。(由本昌敏) こんな記事も
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