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地方大会ニュース

始球式は宮崎・高鍋農主将 復興への思い、1球に込める

2010年07月30日

 8月7日に開幕する第92回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の始球式を、口蹄疫(こうていえき)被害の渦中にあった宮崎県立高鍋農業高校野球部の田村栄二主将(17)が務めることが30日、発表された。開会式の入場行進先導役は、豪雨被害に遭った地元の復旧を助けた兵庫県立佐用高校野球部の西田直矢主将(17)が選ばれた。

写真甲子園で始球式を務めることになった、高鍋農の田村栄二主将=宮崎県高鍋町
写真開会式の先導役に決まった佐用の西田直矢主将=30日、兵庫県佐用町の佐用高校、宮澤賢一撮影

 高鍋農業高校では口蹄疫感染の疑いがあるとして実習用の牛や豚が殺処分された。また、宮崎大会は感染拡大を防ぐため、開会式が開かれなかった。27日に非常事態宣言が解除され、復興に向けて動き出した宮崎県を励ます意味を込め、田村君に始球式が任されることになった。

 田村君は「夢の甲子園で投げられるなんて信じられない。口蹄疫で苦しんだ畜産農家やチームメートのため、元気になってもらえるような1球を投げたい」と語った。

 一方、兵庫県立佐用高校野球部は昨年夏、豪雨被害を受けた地元・佐用町で、民家の後片付けなど災害復旧のボランティア活動に取り組んだ。西田君は「町は復興してきている。明るさを伝えたい」と抱負を語った。


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