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15試合中8試合が2点差以内の接戦 北大会振り返って2010年07月25日 (高校野球北北海道大会)
旭川実が11年ぶりに制した高校野球北北海道大会は、全15試合中、8試合までが2点差以内の接戦で、実力が接近し、見応えのある試合が多かった。 旭川実の優勝の原動力は左腕の鈴木。低めのスライダー、カーブの制球が安定し、地区大会からの6試合で四死球も7。準決勝では一度は集中打を浴びて降板したが、9回の大ピンチで再登板して連続三振を奪い、たくましい投球をみせた。北大会での登板は少なかったが、控えに本格派の成瀬がいるのも心強い。 チーム打率は地区大会通算で2割9分9厘。高くはないが、打線は勝負強い。北大会準々決勝、準決勝はいずれも9回に勝ち越し打が出た。決勝の8犠打が示すように、手堅さも備えている。 準優勝の武修館は、プロ注目の本格派右腕・上田を擁して初の決勝進出。のびのびと明るいチームカラーで、準決勝の遠軽戦では、上田が代打逆転2ランを放つなど、パワフルなところをみせた。 この両チームに共通していのは、ともに監督が「ウチは北大会出場の16チームの中で実力は16番目」と選手に言い聞かせていたことだ。相手に全力でぶつかって勝機を見つけ、それをつかみ取っていく姿勢に迫力があった。 準決勝で姿を消した駒大岩見沢は、投打の要・尾畑が本塁打3本と、強い存在感でチームを引っ張った。 好投手が目立ったのも、今大会の特徴。右の遠軽・西村、帯広農・福島、稚内大谷・秋葉、左の旭川龍谷・金沢らが、それぞれ持ち味を生かしてマウンドで躍動した。 北北海道の6地区大会には計117チームが参加した。昨年より4減。部員不足で助っ人の力を借りて出場したチームも多い。その中で、剣淵が夏の大会初勝利を飾るなど、様々なチームが新しい一歩を踏み出した。(成田認)
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