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光星学院―八戸工大一 7回表光星学院2死、坂本が左前打で出塁。捕手二宮=六戸町総合運動公園野球場で |
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八戸工大一を完封で抑えた光星学院の村松伸哉投手=六戸町総合運動公園野球場で |
春季県高校野球選手権大会は28日、六戸町総合運動公園野球場で決勝と3位決定戦が行われ、光星学院が八戸工大一を完封して破り、2年ぶり8度目の優勝を果たした。3位決定戦では、大湊が東奥義塾に逆転勝ちした。4校は6月9日から青森市と弘前市で開かれる第53回春季東北地区高校野球大会に出場する。
▽決勝 光星学院11―0八戸工大一
投打共に好調な光星学院が計15安打を放って、八戸工大一に完封勝ちした。2点リードで迎えた7回、光星学院は盗塁や四球を絡めて2死一、三塁とすると、村松の二塁打で2点を追加するなど、この回打者一巡の猛攻で計4点を挙げた。8回にも4点を追加し相手を圧倒した。八戸工大一は1回、2死満塁の好機を迎えたが、得点につなげられなかった。
▽3位決定戦 大湊8―6東奥義塾
両者10本以上の安打を放つ打撃戦となり、大湊が東奥義塾に逆転勝ちした。大湊は1点を追う5回、長短打に失策を絡めて無死満塁としたあと、富岡、川森の連打で勝ち越した。暴投に乗じるなどしてこの回計4点を奪うと、6、9回でも得点。東奥義塾は大湊を上回る計14安打を放つが、残塁10を喫するなど好機を生かせなかった。
◆3連続Kから別人 念願の完投 光星学院・村松伸哉投手
序盤から投球が乱れた。1回裏2死三塁、八戸工大一の攻撃。光星学院の村松伸哉投手は、気分転換をするように軽く2回、マウンド上で屈伸した。それでも結局、制球は定まらず、初回から3四球を与えた。
「最後まで投げ切る」。最初から心の中では、そう決めていた。決勝の先発出場を金沢成奉監督から言い渡されたのは、前日夜のミーティング。準決勝の先発はエース桑鶴雄太投手が務めていただけに、喜びは大きかった。
21日の青森山田戦では、先発で出場したが2回に3点を奪われ、5回で桑鶴投手と交代。試合に勝ったことはうれしかったが、素直には喜べなかった。「大事なところはいつも桑鶴だ」。そう思うと悔しかった。
背後に走者がいると、気になって投球に集中できず、ここ一番という時に結果が出せなかった。「自分には精神的な弱さがある。それを克服しなくては」
3回、村松投手は直球を中心に攻め、3者連続三振を奪った。金沢監督は「まるで別のピッチャーのようだった」と振り返る。「村松はほめてやることで伸びる選手。この大会では、自信を持てる場を与えてやりたかった」。完投で試合を終えた後、連続三振の感想を聞かれた村松投手は「そうですか。覚えてないです」と笑った。