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静岡学園―享栄 1回表静岡学園2死二塁、芹沢の中前適時打で二塁走者大塚が生還し、先制=岡崎市民 |
第53回春季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)が19日、愛知県岡崎市の岡崎市民球場で始まった。静岡2位の静岡学園は、打線をつないで享栄(愛知1位)を寄せ付けず、準決勝進出を決めた。静岡1位の島田商は、好機を生かせず四日市工(三重2位)に敗れた。
同日、名古屋市の熱田球場で予定されていた1回戦2試合は、雨のため20日に順延された。静岡学園は21日、岡崎市民球場で宇治山田商(三重1位)と岐阜総合(岐阜2位)の勝者と対戦する予定。
▽1回戦 静岡学園5―0享栄
初回に主軸芹沢の適時打で先制した静岡学園は3回、先頭打者が安打で出塁すると、2連続犠打で三塁に進め、小林の左翼線適時二塁打で追加点を挙げた。4回にも2連続三塁打と犠打で2点を追加、8回には四球を犠打と適時打で生かした。享栄は、静岡学園の主戦曲渕の緩急をつけた投球に最後まで的を絞りきれず、散発5安打に抑えられて完封を許した。
◆反撃及ばず、島田商敗退 仁藤選手、夏へ向け収穫
力のある直球で県内屈指の投手と言われる島田商の仁藤拓馬君が15安打を浴びた。試合後ベンチを出た仁藤君は、肩を冷やしながら壁に向かってしゃがみ、うつむき続けた。「負けたことよりも、みんなで野球ができなかったことがくやしい」と振り返った。
「自分が抑えなければ」。その力みが、投球の乱れに結びついていると分かっていた。「勝手に一人でやっちゃっているな」と思いながら、修正できなかった。いつものような制球ができず、ボールが高めに浮いたところを打たれた。2回に先制を許すと、5回には三塁打を含む連続4安打で2点を、6回には適時三塁打で1点を失った。
「調子は悪くなかった」というが、望月俊治監督は「大丈夫だと言っていたが、疲れが残っていたのかもしれない。弱音を吐かない選手だが、時には正直になることも主戦としての役割」という。
試合後、仁藤君は「制球と緩急をつけることが大事だと分かった。ピンチでも笑顔で声を掛け合っていけるようにしたい」と、今日の成果を挙げた。悔しさを胸に、夏に向けて新たなスタートを切る。