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東海大浦安―東農大二 6回裏東農大二2死二塁、石原の左前安打で二塁走者田沼が本塁を狙うもタッチアウト。捕手長谷川=栃木県営 |
第58回春季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、朝日新聞社など後援)は16日、宇都宮市の清原球場などで準々決勝4試合があった。桐生市商は東海大甲府(山梨1位)に7回コールド負けを喫し、東農大二は東海大浦安(千葉1位)に1点差で競り負けた。県勢はともに大舞台での8強入りの自信と、夏への課題を持ち帰った。
▽準々決勝=東海大甲府7―0桐生市商(7回コールド)
◎…桐生市商は、「制球力が抜群だった」という東海大甲府の2年生投手・諏訪の好投を前に散発2安打と本領を発揮できなかった。外角ぎりぎりのスライダーと直球でカウントを稼がれ、低めの変化球を振らされた。
何とか流れを変えたいと積極的な振りをみせる。好機は4回。黒田が左中間に安打を放ち、四球と内野ゴロで2死一、三塁とする。だが、後続が右飛に打ち取られると、以降は相手のペースを崩せなかった。
先発した庭前は序盤、直球で厳しくコースを突く好投。課題に挙げる「スタミナ不足」で球威が落ちた後半は、甘く入った球を相手が見逃さなかった。
藤田主将は「6回の3失点で完全に相手の流れにのまれた」として、今後の教訓に気持ちの切り替えも挙げた。
▽準々決勝=第1試合 東海大浦安3―2東農大二
◎…競り負けた東農大二だが、「守りからリズムをつくり粘って攻めるのが長所」(蜂須賀主将)という野球を、最後に見せつけた。
1点を追う8、9回、相手打線を三者凡退に抑え、追加点を許さない。迎えた9回裏、1死で打席に立った石原が、カウント2―2からの5球目を右翼へ振り抜き、二塁打とする。代打の佐藤が初球を中前に運ぶ。さらに四球を選んで1死満塁と好機を広げた。が、後続が見逃しの三振と内野ゴロに倒れた。
相手の決勝点となったのが6回に許した1点。2死から中前安打で出塁した一塁走者に、すきをつかれて盗塁されたことが響いた。
鎌田康彦監督は「チャンスに打てず、決定力不足。走塁の判断ミスなど細かいところもチェックしなければ」と戒めた。