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鷲宮―日大三 1回裏日大三1死三塁、佐藤が左前適時打を放ち、三塁走者荒木が生還=栃木県営 |
第58回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準々決勝が16日あり、都大会優勝の日大三が鷲宮(埼玉)に競り勝った。日大三は4強に進出、17日午後0時半から宇都宮市の清原球場で東海大浦安(千葉)と対戦する。
▽準々決勝 日大三3―1鷲宮
◎…日大三は相手投手陣のすきを見逃さない攻めに徹した。
1回早々、鷲宮の控え投手を攻略。先頭の荒木の右前安打などで1死三塁とすると、佐藤の左前適時打で1点を先取した。好投手で知られる鷲宮のエースが登板した6、7回にも、本塁打と適時打などで1点ずつ奪った。
投げては控えの2人が好投、打たせて取る投球で鷲宮打線を抑えた。
◆力勝負に負けず、好投手から快音 日大三・田中洋平選手
ボールカウントは2―3。7回裏、2死一、二塁。それでも、4番打者、田中洋平君(3年)は冷静だった。狙うは直球のみ。変化球が来たら三振になってもいい。
マウンドには関東屈指の好投手、増渕竜義君(3年)。長身から伸びのある直球と切れのある変化球を繰り出す。直球は最速140キロ超。彼との対戦を楽しみに、練習試合を申し込む強豪校は数知れない。
その前の打席で、田中君は直球で空振り三振にしとめられていた。評判通りの球威。また直球で勝負してくるはず。力勝負に負けないよう振ったバットは、狙い通り真っすぐの球を中前に跳ね返した。3点目の走者が生還し2点差。田中君はこぶしを小さく握った。
この適時打で増渕君はマウンドを降りた。「彼は連戦で疲れていた。今度はベストの状態の彼と対戦したい」。日大三は今夏までに増渕投手との練習試合を組む。