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山梨

甲府工は競り負け 東海大甲府、逆転勝ち 春季関東地区大会

2006年05月16日

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桐蔭学園―東海大甲府 8回裏東海大甲府無死満塁、三井の左翼線に抜ける安打で三塁走者に続き、二塁走者神原剛が生還。決勝点となる5点目を挙げる=栃木市営球場で

 第58回春季関東地区高校野球大会(関東高野連主催、朝日新聞社など後援)は15日、栃木県の栃木市営球場などで、2回戦6試合があった。東海大甲府(県1位)は桐蔭学園(神奈川3位)に5―4で逆転勝ちし、甲府工(県2位)は日大三(東京1位)に2―4で敗れた。東海大甲府は16日、3回戦でベスト4をかけて、桐生市商(群馬1位)と対戦する。

▽2回戦 桐蔭学園4―5東海大甲府

 終盤、先発増田の好投でリズムをつかんだ東海大甲府が逆転勝ちした。

 東海大甲府は8回、小熊の二塁打と2四球で無死満塁とすると、神原元が四球を選び押し出しで同点。続く三井の打球が三塁手のグラブをはじき、左翼線に抜ける2点適時打。これが決勝打となった。

 増田は、「タイミングをずらせ」(村中監督)という指示通り、シンカーを低めに集め、5回以降を1失点に抑えた。8回2死満塁のピンチを無失点で切り抜けたのが大きかった。

▽2回戦 甲府工2―4日大三

 甲府工は、強打の日大三を4点に抑えたものの、好機を生かせずに競り負けた。

 2点を先制されて迎えた4回、四球と青木の中前打で1死一、二塁とすると、土橋が中堅前へ抜ける適時打を放ち1点を返した。

 3点差を追う8回には、「体を開き、球をよく見た」という石合が本塁打を放ち2点差に詰め寄ったが、5回の2死満塁、6回の2死二、三塁の好機に加点できなかったことが響いた。

 先発石合は内角への直球と低めのスライダーで日大三に長打は許さなかったが、暴投や四球絡みの失点が目立ち、課題を残した。

◆臨時の「主将」、意地で適時打 甲府工・土橋選手

 甲府工の主将代行・土橋正明君が4回、チーム初得点となる適時打を放ち、意地を見せた。

 4回1死一、二塁。スコアボードにボールが二つ並ぶ。土橋君は「次はストライク」と感じた。3球目の直球を強振。打球は中堅へと抜けた。

 8日の練習で大石悠史主将が左足首を負傷。急きょ、土橋君が主将を任された。「おれがチームを引っ張らなくてはいけない」。そう決意して臨んだ試合で適時打を放ったが、チームは敗れた。

 土橋君は「負けたので悔しい。主将としても特に何もしていない」。だが、声がよく出ていたと言われると、「盛り上げたかったので、気づかない間に出ていたのかも」と笑顔を見せた。


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