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石川

桜丘、2季連続優勝 金沢西、気迫及ばず 春季石川大会

2006年05月08日

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金沢西―桜丘 8回裏桜丘1死二塁、藤田の二塁打で二塁走者毎田が生還、決勝点を挙げる。(6)次打者羽場。捕手荒山=県立

 第114回北信越地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞社など後援)の決勝が7日、金沢市の県立野球場であり、桜丘が5―4で金沢西を破って優勝した。桜丘の優勝は昨秋に続き2季連続15回目。両校は6月3日から福井市の福井県営球場などである北信越大会に県代表として出場する。

 先行する桜丘に、金沢西が2度にわたって追いつく好試合。桜丘は8回1死二塁から藤田が左中間に適時二塁打を放って勝ち越し。今村―小村の継投で、粘る金沢西を辛うじて振り切った。

 金沢西は桜丘を上回る10安打。7回には小林、清水康、判多の3連打で同点とする気迫をみせた。

◆堂々と公式戦初登板 先発・今村恒太選手、救援・小村謙選手

 桜丘は準々決勝の羽咋工戦、準決勝の県工戦に続き、3試合連続の1点差勝ち。連日の激戦で疲れが見えたチームを救ったのは、公式戦初登板の2人だった。

 先発した2年今村恒太君は次期エース候補だが、これまでは中堅を守ってきた。6日の準決勝後に起用を告げられ、「試合を壊さないかと心配だったし、緊張もした」。だが、初登板とは思えない丁寧な投球で6回まで金沢西打線を2点に抑えた。

 7回の危機に救援のマウンドに上がったのは、それまで捕手だった3年小村謙君。中学までは投手だったが、同級生にエースの太田真司君(現主将)らがいたため、「試合に出たい」と1年の秋に捕手に。「まさか自分に回ってくるとは」と急な登板に驚いたが、9回に牽制で二塁走者を刺すなど堂々の投手ぶりで、試合を締めた。

 山田斉監督は「苦しい試合だったが、今村がよくゲームをつくってくれた。小村も投手に未練がありそうな顔していたし」と笑顔で2人をたたえた後、北信越大会に向け、「目標は(昨秋の北信越大会で敗れた)高岡商にリベンジです」と力を込めた。

◆「北信越大会へ守備強化する」 金沢西・井村監督

 勢いに乗って決勝まで勝ち上がってきた金沢西。桜丘には昨夏の石川大会3回戦で敗れており、雪辱を狙ったがあと一歩及ばなかった。

 井村茂雄監督は「勝たなきゃいけなかった。僕は“いい試合”にはこだわらない」と悔しそうだったが、3年ぶりの北信越大会出場に「県大会の準決勝、決勝で出た守備の弱さなどを克服して勝ちにいく」と闘志をみせた。9回を完投した五十嵐稔投手も「直球がいいコースにいけば打たれないと自信もついた。もう1回桜丘とやりたい」と話した。


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