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鷲宮―春日部東 4回表1死三塁、児玉のスクイズで三塁走者赤荻が生還、5点目を挙げる。捕手会沢=県営大宮 |
春季高校野球県大会(県高野連など主催、朝日新聞社後援)の決勝が5日、県営大宮球場であり、鷲宮が5―3で春日部東を破り、初優勝した。
鷲宮、春日部東は13日から栃木県で開かれる関東大会に出場する。鷲宮は3年連続、春日部東は初出場。試合は春日部東が13日に桐蔭学園(神奈川)と、鷲宮が14日に東海大相模(神奈川)―青藍泰斗(栃木)の勝者と対戦する。
▽決勝 鷲宮5―3春日部東
鷲宮は1回、四死球で得た好機に、川村の左前安打で先制、さらに武笠の犠飛、押し出しの四球で2点を加えた。3回、4回にもスクイズを成功させ、試合を終始優位に進めた。投手陣も増渕章、増渕竜の継投で、春日部東の追い上げを振り切り、逃げ切った。
春日部東は5回、上坂の左前安打や四球などで1死二、三塁とし、本多が中越え三塁打で2点。8回にも3安打を集中して1点を返し、さらに2死満塁と攻めたが、後続を断たれた。
◆公立校の活躍光る 夏へ課題も
昨秋の関東大会に出場した浦和学院が3回戦、春日部共栄が準々決勝で敗れるなど、今大会はシード4校が4強に入れずに姿を消した。その4強に公立3校が入るなど活躍が目立った。春季県大会で公立校が決勝を争うのは84年以来だ。
優勝した鷲宮は、140キロ超の速球を持つ県内屈指の投手、増渕竜義選手を擁して勝ち上がった。高野和樹監督は、春日部共栄を破ったのが自信につながったという。しかし、「実力は共栄が上。夏はもっと強くなっているだろう」。
それだけに「実力があったから優勝したとは思っていない。失点しても取り返す打撃力が必要だ。ぜひ、夏の大会で勝ちたい」と気を引き締めていた。
どのチームも力が拮抗(きっこう)。準優勝の春日部東の中野春樹監督は「コンスタントに勝てるようになったが大事なところでミスが出た。うちも抜きんでた力があるわけではないのでミスをしたら負ける」と話していた。