春季県高校野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の決勝が29日、岐阜市の長良川球場であり、中京が岐阜総合を4―3で破って2年連続13回目の優勝を決めた。両校は、5月19日から愛知県で行われる東海大会に出場する。
この日は3位決定戦もあり、大垣日大が美濃加茂にサヨナラ勝ちした。上位4校は7月に開幕する第88回全国高校野球選手権岐阜大会でシードされる。
▽決勝
中京が序盤のリードで有利に試合を進め、岐阜総合を振り切った。中京は3回、小野の右前安打と金村の犠打で1死二塁の好機をつくり、小島学が中前打を放って先制。さらに西橋の三塁打と井上の安打などで、この回3得点。7回には小野の二塁打に犠打を絡めて追加点を挙げ、岐阜総合を突き放した。主戦小島初は打たせて取る投球で完投した。
岐阜総合は9回、代打広瀬の安打と犠打を絡め、一打同点の好機をつくったが、攻めきれなかった。3回途中から継投した鈴木が2安打しか許さない好投で追撃態勢を取ったが、あと一歩及ばなかった。
▽3位決定戦
大垣日大は同点の9回、2死二塁で安井が右中間二塁打。二塁走者大原がかえり、粘る美濃加茂をサヨナラで下した。投げては、先発した吉田が持ち味のキレのあるスライダーを武器に、6回1失点の好投で接戦をものにした。
美濃加茂は1点を追う8回、増田が四球で出塁して盗塁。続く大前の二塁ゴロが相手野手の悪送球を誘い、この間に増田が一挙に本塁を突いて同点に追いついた。投手長瀬も8回1死満塁の危機を無失点で切り抜け、意地を見せた。