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熊本

熊本工、成長の証明 バッテリー息ピタリ 九州地区大会

2006年04月28日

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延岡学園−熊本工 7回裏熊本工1死二、三塁、谷口の右中間を破る適時二塁打で三塁走者橋本(手前)に続き二塁走者松木も生還し、コールド勝ちとなる=藤崎台県営

 第118回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準決勝が27日、熊本市の藤崎台県営野球場であり、熊本県代表の熊本工は延岡学園(宮崎)と対戦。エース前田の好投と着実な加点で7回コールド勝ちし、5季ぶりの決勝進出を果たした。28日正午から同球場で、23季ぶりの優勝を目指して八重山商工(沖縄)と戦う。

 ◎…6回表に2死満塁のピンチを迎えた熊本工。4点リードしているものの、適時打を浴びれば相手に流れが移りかねない。この大事な場面で、バッテリーの呼吸がぴったりと合った。

 カウント2―2から捕手橋本の出したサインはスライダー。「真っすぐを打たれていた。スライダーが低めに決まれば空振りする」。マウンドの前田も同じ気持ちだった。「スライダーなら三振が取れると思った。自分が投げたいと思った球を投げさせてきて、息が合うなと思った」

 狙い通りの投球で、バットは空を切った。ワンバウンドになったが、橋本は体でしっかりと受け止めた。

 伊万里商(佐賀)との準々決勝では、バッテリー間のミスで失点が重なった。橋本は打撃練習の時間を削り、捕球動作の確認に費やした。この日、球を後ろにそらすことはなかった。制球に苦しんでいた前田も、準々決勝後にフォームを修正し、変化球の切れが戻った。2人の成長が見えた試合だった。

 ピンチを乗り切った直後の6回裏には2点を追加。7回表に1点を返されたが、その裏の攻撃でコールド勝ちを決め、今春の選抜大会出場校を圧倒した。

 「前田がもっと良くなれば全国で通用する。自分もうまくリードしていきたい」。橋本はさらなる飛躍を誓った。

〈熊本工の狩場主将の話〉 決勝では、守備からリズムを作って攻撃につなぎ、チャレンジ精神で勝負したい。


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