第118回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は25日、準々決勝を迎え、熊本県代表の熊本工は今春の選抜大会に出場した伊万里商(佐賀)を逆転サヨナラで破った。26日は休養日。27日の準決勝では、やはり選抜出場校の延岡学園(宮崎)と対戦する。
▽準々決勝
伊万里商 2 1 0 0 0 0 0 1 0|4
熊本工 3 0 0 0 0 0 0 0 2|5
◎…熊本工のエース前田が自らのバットで勝負を決めた。
1点リードされて迎えた9回裏。この回先頭の谷口の安打をきっかけに作り上げた1死二、三塁の好機で打席が回ってきた。「みんな集中していたから自分も流れに乗っていける」。初球の甘い直球を見逃さずに振り抜くと、打球は中前へ。2走者が一気に生還し、土壇場で試合をひっくり返した。
この日は投球に苦しんだ。コースに決まらず、真ん中に入ったところを狙われて序盤に3失点。「自分が抑えれば、みんなも打撃に集中できる」と思いながら何とか持ちこたえた。
バッテリー間のミスによる失点もあり、課題は残った。それでも、人生初という殊勲の一打に「最高です」と笑顔を見せた。
(県営八代)