熊本県で開かれている第118回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)で24日、佐賀県代表2校がいずれも初戦の2回戦を突破し、8強入りを果たした。伊万里商は八幡(福岡)に逆転勝ち、鳥栖は神村学園(鹿児島)との接戦を制した。
▽2回戦
伊万里商 0 0 0 0 6 0 0 0 1|7
八幡 2 0 0 0 0 0 0 0 0|2
◎…主将で捕手の馬場の冷静さが、伊万里商を勝利に導いた。
2点リードされて迎えた4回裏、1死三塁のピンチ。カウント1―3からスクイズを警戒した馬場が要求したのは威力のある直球だった。相手打者はバントを空振り。飛び出した三塁走者をタッチアウトにし、試合の流れを引き寄せた。
直後の5回表、満塁の場面で「甘い球を落ち着いてたたいた」という馬場の三塁打などで6点を奪い、逆転に成功した。
「選抜出場で大舞台でも上がらなくなった」と秀坂監督。馬場の帽子のつばには「冷静沈着」と書かれている。
鳥栖 0 0 1 0 1 3 0 0 2|7
神村学園 0 1 0 2 0 0 2 0 0|5
◎…同点で迎えた8回裏。無死一、二塁のピンチで登板した鳥栖の松尾は「絶対抑えてやる」と意気込んだ。7回裏には遊撃手として失策を犯したのをきっかけに2失点。その悔しさを感じていた。
平野監督が「度胸がある」と話すように、直球主体で強気に攻めて後続を断ち、試合の流れを引き戻した。9回表には先頭打者として安打を放ち、勝ち越しのホームを踏んだ。「ミスをしたんで、プラスマイナスゼロです」と、はにかんでいた。(県営八代)