熊本県で開かれている第118回九州地区高校野球大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の県代表、出水中央は23日、1回戦で鎮西(熊本)と対戦した。激しい打ち合いの展開になったが、3点リードされて迎えた7回裏に相手の猛攻を抑えられず、コールドで敗れた。
▽1回戦
出水中央 1 0 0 1 0 3 2 |7
鎮西 4 2 1 0 2 1 4 |14 (7回コールド)
◎…7点リードされて迎えた6回、1死満塁の好機に打席へ入った出水中央の主将中養母には、自信があった。
試合が雨天ノーゲームになった前日の夜、ミーティングをした選手たちは「鎮西のエース林田の球威が落ちてくる中盤以降を狙っていこう」と確認し合った。その通りに疲れが見え始めていた。
2球目の外角直球を思い切りたたき、左中間を破る二塁打で走者2人をかえした。序盤の失点が大きく苦戦を強いられたが、中養母の適時打でチームは勢いを取り戻し、その後も追加点を挙げて最後まで粘りを見せた。
「守れないチームは通用しない。1点を守り切るチームに生まれ変わります」。試合後、中養母はすでに夏を見据えていた。
(藤崎台県営)