春季近畿地区高校野球大会(近畿地区高校野球連盟主催)の1回戦2試合が28日、和歌山市の県営紀三井寺球場であった。第1試合は延長の末、県和歌山商(和歌山)が智弁学園(奈良)に11対9で競り勝ち、第2試合は智弁和歌山(和歌山)が履正社(大阪)に15対4でコールド勝ちした。これで和歌山勢3校はいずれも準決勝進出を決めた。6月3日の準決勝は、日高(和歌山)―京都成章(京都)、県和歌山商―智弁和歌山の組み合わせ。
▽県和歌山商11―9智弁学園(延長10回)
両チーム計32安打の打撃戦は延長戦となった。県和歌山商は10回、中前打で出塁した辻の代走武田が盗塁を決め、さらに暴投で2死三塁。辻本真への投球がそれる間に武田が生還し勝ち越した。生駒の中前打で1点を追加し試合を決めた。
智弁学園はその裏、生多、佐藤の連打と四球で一死満塁と攻め、逆転のチャンスをつくったが、後続を断たれた。1点を追う9回に1死一、三塁から犠飛で追いつくなど、粘りをみせた。
▽智弁和歌山15―4履正社(7回コールド)
春の選抜出場校同士の対決は、智弁和歌山が履正社の4投手に17安打を浴びせ、圧倒した。
1点を追う智弁和歌山は3回、5長短打に敵失や暴投も絡め、打者12人の猛攻で6点を奪い逆転。7回にも楠本の三塁打など5長短打を集中し5点を加えた。
履正社は2回、2死二、三塁から吉川の二塁打で一時はリード。3回には土井の本塁打で1点を返したが、及ばなかった。