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優勝を決め、喜び合う今治西の選手たち=5日、高知県営春野 |
第59回春季四国地区高校野球大会(四国地区高野連主催)は5日、高知県春野町芳原の県営春野球場で決勝があり、今治西(愛媛)が鳴門工(徳島)に3―2でサヨナラ勝ちし、3年ぶり4度目の優勝を決めた。四国の頂点を決める試合にふさわしい息詰まる熱戦となり、試合後、スタンドの観客は大きな拍手で両校の健闘をたたえた。
▽決勝 今治西3―2鳴門工
今治西が持ち前の粘り強さで接戦を制した。2点を追う6回、1死二、三塁から犠飛と藤沢の右前適時打で同点。土壇場の9回、1死二塁で越智が高めの直球を左翼線に運んで、勝負を決めた。3連投の熊代は球威に欠けたが気力で投げ抜き、被安打4、自責点0と好投した。
鳴門工は1回に藤野の二塁打などで先行、6回には2死一、三塁で重盗を決め1点を加えた。だが終盤は今治西の好守に阻まれ、涙をのんだ。
今治西の大野監督は「苦しい冬を乗り越えてつかんだ優勝」と振り返った。昨年末に「四国一」を目標に掲げて6日間の強化練習に取り組み、打者は1万2000回バットを振り、投手は200キロ走り込んだという。宇高主将は「練習はうそをつかないと分かった」と笑顔で話した。鳴門工の高橋監督は「(今治西の)気迫に押された」と語った。