2年続けて2回戦で東北に敗退。遊学館の「打倒東北」の願いは、かなわなかった。
昨夏、1点も取れずに負けた相手に対する選手の意気込みは強かった。組み合わせ抽選では「東北に目がいった」と選手たち。それが、必要以上の力みを生じさせたのかもしれない。
立ち上がりに不安を持つ東北の先発投手高山が1回、3四死球で2死満塁。打席に入った主将橋本は軟投派投手に対する打撃を買われての先発だったが、2球目の136キロの内角直球に遊ゴロ。「先取点が欲しい。打ちたいという硬さが先に出た」
橋本は3回2死二塁から外角高めの変化球を中前に適時打したのをはじめ3安打していた。1回の打席だけ、ぎこちないように見えた。
7回は1死一、二塁から橋本の左前安打で本塁を狙った鈴木が、左翼手の好返球でタッチアウト。継投にもかわされ、1点が遠かった。
「相手を褒めるべきだ。継投で目先を変えられるなど、向こうの作戦が上だった」と山本監督は完敗を認めた。橋本は「来年こそ雪辱してもらいたい」と後輩に思いを託した。