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対戦が決まり握手する秋田商と遊学館の主将 |
2日目(7日)第2試合、相手は秋田商――。第87回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、石川代表・遊学館の1回戦の対戦相手と試合日程が決まった。1回戦の秋田商とは初の顔合わせ。勝てば、昨夏2回戦で敗れた東北と、同じ2回戦で対決する可能性も。「一段とやる気が出てきた」と選手たちは異口同音に語った。
遊学館の18人は、49代表が一堂に会した抽選会場で、あたりを見回していた。寺田保幸君は「好カードと言われる対戦相手がいい」、馬場皓史君は「優勝するためには、どこと当たろうと負けられない」。
予備抽選の結果、橋本雅和主将のくじ順は後ろから3番目。どよめきが起こる中、抽選会終盤にやっと対戦相手が決まると、選手たちは隣同士で「お、いいね」。抽選会後には「早くやりたい」「いいブロックに入れた」などとリラックスした様子で言い合っていた。
この日、橋本主将は左手でくじをひいた。先月7日の石川大会抽選会と同じように。
石川大会抽選会前、橋本主将はマネジャーの朝西優子さんから「左手で引いて」と頼まれていた。その結果、激戦区に入ったものの、二つのコールドなどで見事優勝を果たした。
そして、選手権大会。東北や智弁和歌山、天理など強豪がひしめく激戦区だが、「石川大会と同じ。ゲンを担いで良かった」と笑顔で橋本主将は言った。
大会は6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。
■若いチーム「打ち勝つ野球」モットー 秋田商
3年生レギュラーが3人の若いチーム。モットーの「打ち勝つ野球」で2年連続の出場を決めた。秋田大会の決勝では1イニングに大量得点を挙げる集中打と、2点を追う9回に見せた粘り強い打撃が光った。
打線は中軸に田口、小山田、佐々木ら長打力のある打者がそろう。秋田大会では、5試合で6本塁打を含む24長打を放ち、47得点と攻撃力が目立った。
186センチの長身、エース佐藤は、長い腕を駆使して横手と下手から投げ分ける。多彩な変化球を繰り出し、打たせて取る投球が持ち味だ。
1920(大正9)年創立の市立校。生徒が商品の開発・販売などを手がけるユニークなビジネス実践学習に取り組む。小野監督の教え子にヤクルトの石川雅規、広島の佐藤剛士がいる。