高陽東の3年生の2人の女子マネジャー、加藤彩さん(18)と山本由理さん(17)は、アルプス席から選手たちのプレーを見守った。
甲子園入りしてから約2週間。朝、宿舎で選手より早く起きて、選手のためにバナナとミルク、氷とハチミツでつくったジュースを用意。試合の日をのぞいて、毎日の練習にも付き添い、選手が飲むスポーツドリンクや麦茶を準備する。
2人にとっては高校生活で一番長い遠征だ。山本さんは「広島が恋しくなったこともある。でも甲子園で後輩のマネジャーや友達と一緒に応援するのが楽しみ」と話し、加藤さんは「広島のお好み焼きが食べたくなったこともある。でも、一日でも長く甲子園にいられるようにと思っています」と言う。
2人とも3年生全員の名前が入った黒色のTシャツ姿。試合後、泣きながら2人で抱き合った。加藤さんは「今日が3年間で1番の思い出。悔しいけどやることはやった。私たちの思いが伝わったと思う。選手たちに、お疲れ様と言います」。