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対戦が決まり握手する土岐商と高陽東の主将 |
初戦の相手は高陽東(広島)――。第87回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、岐阜代表の土岐商は2回戦から登場し、大会7日目の第2試合で高陽東と対戦することが決まった。日程が順調に進めば、試合開始は12日午前11時。
抽選は近県同士の対戦をさけるため、東西の2ブロックに分けて行われた。予備抽選の結果、土岐商のくじ引きは東ブロックの14番目となった。林和徳主将が引いたのは「48」のくじ。東ブロックが終わり、西ブロックで最初にくじを引いた高陽東の工藤真司主将が引き当てたカードは「47」。土岐商との対戦が決まった。
初戦の相手が高陽東と分かると、選手たちは早速、「週刊朝日」のチーム紹介の記事を回し読み。高陽東は、チーム打率が4割4分を超える「打撃のチーム」。最速145キロを超す、といわれた左腕を擁する広陵を打ち崩し、13―8で勝っている。
選手たちは、そうした記録を読み、「すごい」「やばい」などと声をあげていた。
しかし、速球派として知られるエース丹羽力人君は「打率は高いけど、僕から打った打率じゃない」。5番の加藤勇大君も「相手が20点取ったら、自分が30点取ります」と、にっこり。自信をのぞかせていた。
一方、工藤昌義監督は、「高陽東についてはほとんど知らない」と頭をかきながらも、「広島代表なら、相当ちゃんとした野球をするでしょう」と話した。また、7日目という日程に関しては、「体調管理が大事」と気を引き締めていた。
■チーム打撃4割超える、2年生が6人 高陽東
先発メンバーに主戦の右腕安部を含めて2年生が6人いる。今春から監督に就いた松岡正之監督が、この若いチームを指揮してきた。
昨年の広島大会で初戦敗退。打線のつながりを課題に、狙い球を絞る練習を積んできた。
今大会のチーム打率は4割4分2厘。俊足の工藤、下見が出塁し、飯倉、民法安ら主軸が長打でかえすのが得点パターン。思い切り振り抜く打撃が特徴だ。ライバル校広陵との準決勝では、6回まで毎回得点で13点を奪う集中打を見せた。
主戦安部は直球、カーブ、スライダーを丁寧に投げ、打たせてとる。決勝では無四球で完封。守りでは工藤、石丸の二遊間が特に堅実だ。
83年創立の県立校。春夏連続の甲子園で4強、8強に進んだ96年以来、2回目の出場になる。