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現在位置:高校野球> 試合・結果> 第83回選抜高校野球大会
重層的な東海大相模の攻めが選抜を制した。大会記録の74安打。最短距離でバットを出し、低い打球を打ち続けた。渡辺、臼田ら俊足選手を中心に機動力を駆使したベンチワークも特筆される。攻撃は常に一つ先の塁へ、守りは一歩でもボールに迫る。全員が絶えず攻めた結果たどりついた、2度目の頂点だ。 九州国際大付の打線も迫力があった。高城をはじめ、各打者が手元まで球を引きつけ鋭く振る。6本塁打の長打力は、春とは思えない力強さに満ちていた。 緩急を利かせた加古川北・井上や、出どころが見えにくいフォームの北海・玉熊の投球術が光ったが、昨年の島袋(興南)のような大会を代表する投手はおらず、攻撃面が際だった。日大三の強烈な打球は決勝進出の2校と比肩し、履正社は海部ら野球勘にたけた選手が目をひいた。東海大相模と同様、機動力を鍛えた加古川北の1点を取る引き出しの多さは、公立校の新たな可能性を示した。(山下弘展)
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