史上初めて2校が出場した沖縄の地に3度、紫紺の優勝旗が渡った。第71回大会、80回大会を制した沖縄尚学に続く。沖縄球界の躍進ぶりを改めて見せつけた。
全国的な花冷えに加え、雨の影響を受けた。準決勝では広陵の本格派有原が雨に散った。熱戦が相次ぎ、1点差が11試合、サヨナラが5試合。初戦で2けた得点の大差試合となったのは1試合だけ。大会に合わせた指導陣の調整力に負う。初戦敗退した四国勢や、昨夏に続き近畿勢がベスト8に残れず、野球どころの地盤沈下が顕著だ。
ここ数年の傾向で左打ちが目立った。出場した10人すべて左打ちが占めた前橋工や大垣日大が先発に8人、東海大相模も7人が並んだ。少年野球時代に左打ちになる選手が多い。一方で左腕投手も増えた。初戦の16試合で17人が先発し、左偏重打線が沈黙する場面が見られた。今後、左腕投手の需要は進むだろう。また、右腕投手もチェンジアップを駆使し対抗していた。