高校野球の秋の県大会(県高野連など主催)は23日、新潟市鳥屋野運動公園で決勝が行われ、日本文理が新潟明訓を10―6で破り、秋季大会としては3年連続6度目の優勝を果たした。
両校は、10月13日から福井県で開かれる第117回北信越大会に出場する。また、3校目の県代表決定戦では、阿賀野が4―1で新潟工を破り、初出場を決めた。
◆1年生エースが優勝の原動力に 文理
日本文理の優勝の原動力になったのは、1年生エースの伊藤直輝投手だ。
高校入学後に、硬式ボールを握ったばかり。夏の新潟大会では1試合に登板しただけだったが、秋季大会では地区大会の初戦から登板し、5試合を完投して見せた。
夏以降、短距離の走り込みを中心に、下半身と上半身をバランス良く鍛えてきた。この日は、スライダーを丁寧に制球して、7回までを1安打無失点に抑えた。打っても3安打3打点と奮闘。
だが、終盤に球威が衰え、甘い球を狙い打たれた。「疲れが出てしまった」と伊藤投手。課題はスタミナという。
それでも大井道夫監督は「1試合ごとに成長している」と、うれしそうだ。3年生が引退し、顔ぶれが変わったチームの中で、新しいエースの活躍が刺激になっている。