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創部3年目の橘、悲願の夏初勝利

2005年07月14日

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本宮―橘 橘3回裏1死三塁、松本のスクイズで三塁走者一条が生還、3点目を奪う。捕手中村=信夫ケ丘

 創部3年目で初の夏1勝。橘の渡辺一広監督はタオルを目に当てながら「うれしい」と男泣き。完投した主戦で主将の一条穣二君も「みんなで守って勝ち取りました」と喜びをかみしめた。

 前身の福島女子高から共学になると同時に一条君たち13人が集まり、野球部ができた。当初はグラウンドもなく、信夫ケ丘球場脇の河川敷などを転々としながら練習した。

 だが、昨年、今年とチームは経験を積み、部員も34人に増えた。保護者の援助で打撃練習用のケージもできるなど、設備も整った。校庭での練習もふだんは他部との兼ね合いで内野ほどの広さしか使えないが、大会直前は他部からグラウンド全面使用の協力も得た。

 この日、ナインはピンチでも落ち着いていた。一条君は制球が乱れがちだったが、遊撃手渡辺健仁君を中心とする堅実な守備でもり立てた。攻撃では相手のミスを見逃さず、スクイズと犠飛で好機を確実に得点に結びつけた。

 渡辺監督は「次の試合も創部当初の頃のようにチャレンジャー精神で臨みたい」と気を引き締めていた。


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