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福島

  93チーム(前年増減なし)

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みどころ―福島  

各ブロックの展望 |組み合わせ

2005年06月24日

■Aブロック 日大東北頭一つリード、安積と「因縁の対決」か

 今春の県大会を制し、東北大会でも準優勝した日大東北が頭一つ抜け出すが、昨夏の福島大会で日大東北を破った安積もシードに入る。春の県大会では日大東北に軍配があがったが、順当に勝ち進めば県中地区同士の因縁の対決となりそうだ。

 日大東北は、主戦阿部が緩急をつけた変化球で打たせて取る。1年時に正捕手として甲子園を経験した主将渡部のリードも光る。どこからでも得点できる打線には集中打があり、序盤から大量点を狙う。

 安積は、投攻守のバランスに優れる。主戦柳内は打者に応じた巧みな配球が持ち味だ。直球に伸びがあり制球力もある主戦柴田を擁する小高工、夏に2年連続でサヨナラ負けした雪辱を期す福島商も手ごわい。

 軟式から硬式に転向して初出場する新地は、同じ相双地区の富岡と当たる。富岡も3年前に硬式に転向、今春は県大会に出るなど伸びている。

 新地・和田山達也主将 富岡は同じ相双地区で驚いた。まだ経験は少ないが、どこが相手でも思い切りぶつかるだけ。富岡には練習試合で大敗しているので、リベンジしたい。

 福島北・石井勇気主将 前から対戦したかった日大東北との枠を「引いてこい」と言われていた。わくわくする。相手の方が一枚も二枚も上手。気持ちで負けないよう声を出していきたい。

■Bブロック 初出場目指す東日大昌平と学法石川中心の展開か

 甲子園初出場を狙う東日大昌平と、6年ぶり10度目の出場を期す学法石川が、ともにシード校として相対する。

 学法石川は球威、制球力とも十分な右腕大橋を軸に、左腕、横手などタイプの異なる7投手をそろえた。継投で相手をかわしつつ、チーム打率約4割の強力打線で相手を突き放す。

 東日大昌平は、内外角を巧みに突く横手右腕の鈴木洋が、走者を出しても粘り強い投球をする。春の県大会では、昨夏の覇者聖光学院にサヨナラ勝ちして自信をつけ勢いに乗っている。

 1回戦では、平工―須賀川桐陽戦が注目される。昨夏はともに4回戦まで進出。負けた4回戦に先発して悔しさを味わった平工の照井と須賀川桐陽の鈴木智が、主戦となって対戦する。

 開幕試合の川俣―安達戦は県北の同地区対決。会津工―葵戦、川口―大沼戦も、ともに会津の同地区対決だ。

 須賀川桐陽・神田拓主将 「自分の野球人生を振り返りながらくじを引いてこい」と監督に言われ、一日一日の練習を思い返しながら引いた。自分たちの力を出し切ることだけを考える。

 大沼・小沼信治主将 同じ会津地区の川口と対戦するが、これまでに試合をしたことはない。1球に対し、ベンチも含め全員が声を出して集中する野球を目指している。全員野球で戦う。

■Cブロック 磐城が軸、実力校ひしめく

 シード校の磐城が軸になりそう。相対するシード校の田村は、厳しい戦いを強いられそうだ。周辺に実力校がひしめき、いわき総合―会津農林戦、湯本―福島東戦など、1回戦から力のあるチーム同士がぶつかり合う。さらに郡山北工や、昨夏準優勝の清陵情報も入る。実力伯仲の激戦をどこがくぐり抜けるか。

 昨夏準々決勝で聖光学院に敗れたいわき総合は、直球に力がある右腕山口と、縦のカーブを投げる長谷部の二枚看板。一方、昨夏3回戦で日大東北に敗れた会津農林の主戦大久保はカーブに切れがあり、走者を出しても崩れない。白熱した投手戦が期待される。

 湯本と福島東は、ともに機動力野球が持ち味で、積極的な走塁や確実なバントが光る。こちらも接戦になりそうだ。

 同地区対戦としては、県中のあさか開成―船引戦、県北の橘―本宮戦、いわきのいわき光洋―磐城戦の3試合がある。

 磐城二・及川尚耶主将 抽選では(箱の中で)最初に触った球をつかんだ。まだ守備が甘いなど課題はたくさん。相手がどこかとは関係なく、勝つつもりで、直前までの練習に励みたい。

 磐城・雨宮隆浩主将 まさかいわき地区同士の1回戦とは思わなかった。練習試合では引き分けだったが、今回は全力を尽くして勝つ気で行く。自分たちの野球をすれば結果がついてくる。

■Dブロック 昨夏代表の聖光学院、シードの双葉、ともに主戦が鍵握る

 昨夏は準決勝で対戦した聖光学院と双葉の両シード校が軸。ともに勝ち上がれば、今夏は準々決勝でぶつかる。

 聖光学院は、昨夏の甲子園で本塁打も放った舟田が主戦としてチームを引っ張る。投球は制球がよく安定している。双葉は伸びのある直球が武器で昨夏から主戦の鴫原が主将。ともに1年の時からベンチ入りし、経験も十分。好選手として注目を集めてきた2人が、最後の夏に賭ける。

 ノーシードでは、春の県大会に出場した須賀川、会津、光南、勿来工、相馬東の各県立校がブロック内に分散し、それぞれ上位を狙う。

 光南は直球勝負で三振を奪える石井、打たせて取る大沼に加え、速球が武器の根本もいて投手層が厚い。須賀川は昨夏からベンチ入りしていたメンバーが半数を占め、主力もほとんど残っている。青木主将を中心に粘り強く戦い、シード校を脅かしたい。

 尚志・佐藤充主将 どこが相手でも自分たちの野球をするだけ、どこでもいいと思ってくじを引いた。いつも通りできれば勝てる。「全力疾走」と「最大発声」で勝ちにいく。

 光南・鈴木良太郎主将 どのチームが相手でも常に挑戦者の気持ちでいきたい。守りでリズムを作り、それを打撃に生かして打ち勝っていきたい。目標は甲子園。一戦一戦勝つだけ。

大会展望

実力伯仲 日大東北、磐城軸か

2005年06月16日

 実力伯仲。春の県大会では昨秋の県4強が早々に姿を消した。夏も大混戦となりそうだ。

 春の県大会を制した日大東北の左腕阿部は、制球力よくカーブやスライダーを使い分ける。準優勝の磐城は、本格派左腕・福田と技巧派右腕・泉谷の二枚看板で10年ぶりの代表を狙う。

 昨夏、県代表として10年ぶりの初戦突破を果たした聖光学院は、エース舟田が投打の要。得意の機動力野球にも磨きをかけている。

 好投手鴫原を含め昨夏の経験者が多い双葉は、長打あり機動力ありで得点力が高い。東日大昌平の鈴木洋は、コーナーワークの巧みな横手投げ右腕。打線にも集中打がある。学法石川は左右5人の投手で6年ぶりの代表を目指す。

 各校とも軸になる投手はそろっている。控え投手のできが混戦を抜け出すポイントになる。

春季大会の結果

決勝 5月30日(県営あづま)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
磐城 0 0 0 2 0 0 3 2 0 7
日大東北 3 1 0 0 0 0 0 0 4 8

準決勝 5月29日(県営あづま)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
安積 2 0 0 0 0 0 0 1 2 5
日大東北 0 0 0 0 0 4 1 3 × 8

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
盤城 0 2 0 0 0 0 1 0 0 3
東日大昌平 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2

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