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甲子園 夢トーク

甲子園 夢トーク

甲子園を彩った名将・知将・闘将―対談(1)

2008年03月19日



 マンモス甲子園をホームグラウンドとする監督たち。魔法のような言葉や表情、ジェスチャーで球児たちを落ち着かせ、ふだんの実力を超えるようなパワーを引き出す。「常勝」PL学園(大阪)を指揮した中村順司さん(61)、22日開幕の第80回記念選抜大会にも出場する智弁和歌山の高嶋仁さん(61)、北海道に大旗を持ち帰った駒大苫小牧の香田誉士史さん(36)。3人の「名将」が持論をぶつけ合った。

写真左から駒大苫小牧を率いた香田誉士史さん、智弁和歌山監督の高嶋仁さん、PL学園を率いた中村順司さん

    ◇

 中村順司(なかむら・じゅんじ)

 福岡県出身。PL学園では内野手。名商大、社会人でプレー後、76年にPL学園のコーチ。80年秋から監督になり、翌春から甲子園でいきなり20連勝と無類の強さを誇った。桑田、清原の在学時は5季連続で甲子園に出場し、83、85年夏の選手権で優勝。87年は春夏連覇。98年の選抜を最後に勇退。甲子園通算58勝は最多記録。現名商大監督。61歳。

 【私のヒーロー】尾崎行雄(浪商)と柴田勲(法政二) 高校野球、甲子園を知った衝撃的な試合。 【対戦したい相手】尾崎行雄 甲子園にあこがれた当時、全国制覇した「怪童」。PLは尾崎さんを目標に、翌年の選抜で甲子園に初出場したんです。

 高嶋仁(たかしま・ひとし)

 長崎県出身。海星(長崎)の外野手として甲子園に2回出場。日体大を経て智弁学園(奈良)のコーチ、72年から監督。80年に智弁和歌山へ。同校では92年まで甲子園で5連敗したが、93年夏の選手権大会で2勝し、94年春の選抜大会で初優勝。選手権は97、00年で頂点に立った。選手権は歴代監督最多の通算30勝。07年から智弁学園理事。61歳。

 【私のヒーロー】池永正明(下関商) 63年夏の甲子園に一緒に出た。こんな速い球を投げるやつがおるんやと思った。

 【対戦したい相手】江川卓(作新学院) 法政大時代の江川を見た。ああいうボールを選手に打たせたいと思う。

 香田誉士史(こうだ・よしふみ)

 佐賀県出身。佐賀商で外野手として甲子園に3回出場。駒大を経て、母校の臨時コーチだった94年夏の選手権大会で全国制覇。95年、駒大苫小牧の監督に就任。04年の選手権で北海道勢初の全国制覇を成し遂げた。翌05年は57年ぶりの2連覇を達成。06年は決勝史上2度目の再試合を戦い、準優勝。昨年の選手権後、監督を辞任。現顧問。36歳。

 【私のヒーロー】桑田真澄、清原和博(PL学園) 少年野球をやっているころのあこがれ。今でも現役なのが素晴らしい。

 【対戦したい相手】蔦(つた)文也監督の池田 少年時代に甲子園で活躍されていた。中村監督のPLも。



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