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甲子園 夢トーク

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「選手自身が考え、工夫することが大事」井上記者―対談(4)

2008年01月30日



 板東 今の高校球児は、リトルリーグやボーイズリーグなど硬式出身者が多いんでしょうね。

写真井上明記者

 井上 全体的には軟式出身者がやはり多いですが、硬式経験者もどんどん増えています。

 板東 斎藤君はいつから硬式野球をやっているの?

 斎藤 自分は中学までは軟式でした。

 板東 硬式経験者と、軟式出身者の違いは。

 渡辺 硬式の子は出身チームでもまれてきているので、精神的に強いです。でも、ひじにネズミ(遊離軟骨)がある選手がとても多く、故障は軟式出身の方が少ないですね。中学の硬式チームは週末に活動するチームが多かったのに、最近は毎日硬式ボールを握って練習する時代になっています。いろいろな障害が出ている気がします。

 井上 各校とも指導者は練習法を勉強していますが、これからは選手自身が考え、工夫することが大事でしょう。故障しないためにスポーツ医学を学ぶことも大切です。それと同時に、小中学の指導者とも考えを共有していく必要があると思います。

 渡辺 「楽(らく)」と「楽しく」は違います。指導者の方には、きちっとした練習の中で楽しさを教えてもらいたい。目標に向かう尊さを教えてあげれば、野球を終えた後の人生も開けると思います。

 板東 では最後に斎藤君、後輩たちにメッセージをお願いします。

 斎藤 ぼくにはウイニングショットを受け止めてくれる捕手がいて、監督さんにも、家族にも恵まれました。仲間を大切にして、最後は一緒に泣いて、笑って、終われる夏にしてください。自分も応援しています。



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