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乱高下、千葉経大付4強 「死に物狂い」サヨナラ

2008年04月02日

 千葉経大付の松本監督は「重谷から始まるこの回がカギ」と見ていた。11回の攻撃。

写真長野日大―千葉経大付 11回裏千葉経大付2死一、二塁、久保田の右前安打で二塁走者重谷がサヨナラの生還。投手上村(右)

 一方の長野日大の上村は「先頭打者は許すまい」と誓っていた。ただ警戒されていた1番打者は先頭で迎えた1、9回を含めすでに4安打を打っていた。重谷の安打のうち、3本は直球をとらえたもの。3、9回の二塁打は、いずれも強振し、右翼へライナーで打ち返している。

 重谷の6打席目で、長野日大のバッテリーが選んだ球種は曲がる球。しかし、「四隅を突いて打たせて取りたい」という上村が気負ったか。

 「死に物狂いで1点をとりにいった」とバントの構えをとった重谷が左足に死球を受ける。上村が「自分からミスしてしまった」と悔やんだ場面だった。

 その後、犠打、四球などで2死一、二塁とし、5番久保田が初球を狙った。打球は右翼へ。重谷が本塁を駆け抜け、2時間47分の試合に終止符を打った。

 千葉経大付にとってはジェットコースターのような展開だった。1回に、重谷の二塁内野安打を足場に先制すると、3回までに7点リード。しかし7回、バント安打などでかき回されると浮足立つ。5失点。8回には失策が重なり、同点とされた。

 「追いつかれて、必死さが戻った」と松本監督。最後は1番が出塁し、中軸が決めるという理想の形でサヨナラ勝ちした。頂点まであと二つ。千葉経大付にとっては、いい勝ち方だったのかも知れない。


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