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快投、再試合は平安 初先発左腕、鹿工にも収穫

2008年03月31日

 平安の左腕川口が引き分け再試合で、公式戦初の9回完封を成し遂げた。

写真再試合に投げ勝ち、両手を上げて喜ぶ平安の投手川口

 9回途中、2失点でマウンドを降りた前回の反省は「ピンチで甘い球を投げた」。だから「低めに、低めに。ワンバウンドになってもいい」。1点リードの6回2死一、二塁でもその意識を貫き、前回3安打を許した橋本を空振り三振に。決め球はワンバウンドになるスライダーだった。

 「甲子園のマウンドは投げやすい。勝手に気合が入る」と川口。普段は厳しい原田監督も「甲子園で完封するなんて。よく投げてくれた」と感心するしかなかった。

    ◇

 鹿児島工の左腕・石堂は試合開始直前、公式戦初という先発を告げられた。2日前に15回を投げた内村は右ひじの痛みがとれていない。「再試合が決まったときから次は僕だと」。4回に連打で1点を失ったが、丁寧に低めを突いて援護を待った。敗れはしたが、背番号10が見せた86球は、内村に頼りがちだったチームの大きな収穫になった。


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