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ここから本文エリア リズム整え3者連続三振 聖望学園・大塚椋司投手2008年04月04日 千葉経済大付との準決勝9回無死二塁のピンチから3者連続三振。縦に大きく変化するカットボールで打者のバットが空を切ると、大塚椋司君(3年)は両手でガッツポーズをして叫んだ。圧倒的な勝負強さで試合を決めた。 3点差で迎えた9回、マウンドにあがると「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせた。8回から、勝ちを急いだ。球が浮いていた。先頭打者にストレートを強打され、味方の失策などで1点を奪われた。 すぐさま、伝令の田中信之助君(同)がマウンドへ。岡本監督からの指示は「何も考えず、集中して三振を取りに行け」。仲間から「笑顔で、気持ちで投げろ」とおしりをポンとたたかれると、ペロッと舌を出してみせた。 落ち着きを取り戻したエースは、決め球の鋭いカットボールで、食い下がる打者に対し、バットにかすらせなかった。 この日は5回までは被安打0の好投を見せたが終盤、リズムを乱した。そんなエースを全員で支えた。 6回、先頭に初安打を許した直後、相手1番打者の鋭い直飛を二塁手高山拓海君(同)がジャンプ一番でつかみ捕り、流れを渡さなかった。8回、2死二、三塁で相手4番にはじき返されたが、遊撃手の小名木弘毅君(同)が好捕し、1失点で抑えた。「守備で椋司を援護したかった」 大塚君は試合後、「周りのプレーが自分のテンションをあげてくれた」と振り返った。気迫を前面に出す一方、八重歯が見えるほどの笑顔を見せ、楽しそうに120球を投げきった。 「決勝に来るまで、毎試合みんなに助けられてきた。明日も勝ち負けは関係なく、このチームで試合を楽しみたい」 |