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高校の名前は本来地名を冠しているものが多い。しかし、最近は統合や学科の改編などで、やたらと「国際」や「総合」、或いは「〜館」をつける学校が増えた。また、校名に「翔」「清」の字を入れるなど、イメージ先行の学校も多い。このあたりは、赤ちゃんの名づけにも似ているようだ。
さて、設問にあげた学校のうち、知内と国立は地名。知内は北海道南部の地名で「しりうち」と読む。知内高は町立高校初の甲子園出場(1993年春)ということで話題になった。
国立高は東京の都立高校。今では、城東高(江東区)や雪谷高(大田区)など都立の強豪も珍しくないが、かつての都立は学区制が厳しいため、選手の集中する特定の私立校には歯が立たず、都立高校の甲子園出場は考えられなかった。そうした中で、西東京代表として初めて甲子園の土を踏んだ都立高校が国立(くにたち)高校だった(1980年夏)。ちなみに、国立という地名は、国分寺と立川の中間にあたることから、両方から1字ずつ取ってできたもの。
明星高は大阪の私立校。1963(昭和38)年夏には全国制覇したこともある強豪だったが、近年は進学校として有名。校名の読み方は「めいせい」。ちなみに、東京の私立明星学園高(甲子園未出場)は「みょうじょう」と読む。
関西高は高校野球ファンにはおなじみだが、一般には「かんさい」高と読んで、大阪か神戸にあると思っている人が多い。正しくは「かんぜい」と読んで、岡山県にある。
読み方ではなく漢字を間違えやすいのが、大リーガー松井秀喜の母校、星稜高。ネットで検索すると、個人のホームページで星陵高と書いてあるものが実に多い。
従って、この問題の正解は、d.の関西(かんさい)である。
《註》
※本講座では、「全国高校野球選手権大会」を「夏の大会」、「選抜高校野球大会」は「春の大会」「選抜」と表記
※特に断りがない限り、“甲子園”とは他の球場で行われた試合も含め、春夏の全国大会すべてを含む