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「2けた奪三振」宣言 内村尚弘(鹿児島工 新3年)

2008年03月08日

 昨秋の九州大会で奪った三振は、準々決勝が11個、準決勝は13個。マスコミが騒いだ。

写真内村尚弘(鹿児島工 新3年)

 「九州のドクターK」

 スライダーを織り交ぜ、140キロ超の速球を生かす。「高校生じゃなかなか打てない球」と中迫監督も豪語する。

 関西や関東の私学強豪校も注目した好右腕。地元の公立校に進んだのは、「選手である前に高校生であれ、工業人であれ」という中迫監督の哲学にひかれたからだ。

 入学当初は体を大きく使う訓練として、外野手の練習に明け暮れた。川内高で木佐貫(巨人)を育てた監督の目は、逸材の将来を見据えていた。

 転機は昨春の県大会。神村学園戦で四球を連発し、8点差の大敗を喫した。「最悪。悔しかった」。制球力をつけるには下半身を安定させる必要があると考え、1日の投げ込みを約200球に増やした。その努力が秋の九州大会で結実した。

 ベスト4に進出した1年夏の甲子園は、外野手だった。投手として初めて臨む大舞台。ひそかな目標がある。

 「毎試合、2けた奪三振。確信があります」

     ◇

 うちむら・たかひろ 鹿児島市出身。小学4年で野球を始め、鴨池中3年の全国大会(軟式)で8強。秋の公式戦は80回3分の2を投げ、防御率2.12、74奪三振。好きな選手は川上(中日)。177センチ、78キロ、右投げ右打ち。



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