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夢の舞台 「直球」宣言 萩野裕輔(宮城・東北 新3年)

2008年03月06日

 しなやかなフォームで140キロを超える直球を繰り出す本格派左腕は、誰もが認めるチームの大黒柱だ。120キロ台のスライダーやカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を操り、状況に応じて投球内容を変える器用さもあわせ持つ。

写真萩野裕輔(宮城・東北 新3年)

 5日間で4試合を投げた昨秋の東北大会では、「肩への負担を考え」、直球を減らした。スローカーブを使って緩急をつけ、相手打線を翻弄(ほんろう)。計6失点と安定した投球でチームを優勝に導いた。

 続く神宮大会でその変化球を打ち込まれたが、むしろ、全国的な舞台で直球に対する自信を深めたという。「選抜大会は試合と試合の間が空くので、真っすぐで勝負したい」と平然と語る。

 甲子園は「小さい頃からのあこがれ」。その思いが強すぎて、ふだんの冷静さを失ってしまうのではないかという不安もある。それでも、「甲子園だったら、どんなことでも楽しいはず」と、あくまで前向きだ。

 自宅ではギターを弾くという一面も。お気に入りの「コブクロ」の曲で入場行進するのを楽しみにしている。

     ◇

 はぎの・ゆうすけ 宮城県南三陸町生まれ。中学時代に軟式野球で東北大会3位。秋の公式戦は95回3分の1を投げ、86奪三振、防御率1.79。好きな選手は同校OBの高井(ヤ)。180センチ、79キロ。左投げ左打ち。



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