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ここから本文エリア 雨中の応援 歓喜爆発2008年03月31日 降りしきる雨、智弁和歌山の応援席一塁側アルプス席では約1100人の生徒たちがカッパを着て声援を送った。延長に入っても勝利を信じ、張り上げ続けた声は、勝利の瞬間、歓喜の色に変わった。
試合前。チアリーダーの先頭に立って応援をする南方菜緒さん(17)。「選手たちも雨でやりにくいと思う。雨を吹っ飛ばすくらい応援する」 4回裏。好投していた岡田俊哉投手が本塁打を打たれ、先制される。「ありえへん」。松本彩希さん(17)は「前の試合も逆転したので、大丈夫だと信じています」。 6回裏。2死一、三塁のピンチ。林孝至投手が投ゴロに打ち取って切り抜けた。昨夏のメンバーだった玉田貴大君と大福和平君は、立ち上がって拍手を送り、「智弁打線なら打てる。がんばれ!」と後輩たちを激励。 8回表。勝谷直紀、坂口真規、林の3選手が所属していた和歌山打田タイガースの選手たち約40人も応援。2死二塁の好機に、「先輩」の勝谷選手が同点打を放つ。畠山修平君(14)は「ああいう場面でヒットを打てるなんてすごい」と興奮。大平成吾君(14)も「鳥肌が立った」。 延長10回裏。2死二塁のピンチ。「ファイト、ファイト孝至!」。林投手へのエールがスタンドに響く。中堅へ大飛球。「あー」と悲鳴がもれる。しかし、中堅手・田甫淳選手がしっかりキャッチ。割れるような拍手が球場を包み、「ナイスプレー」。 延長11回表。先頭打者・坂口選手が右中間を破る二塁打で出塁。総立ちのアルプススタンド。高橋義人選手の放った打球が左翼線へ。坂口選手が生還して勝ち越し。「すごい、すごい」と生徒たちは抱き合って大喜び。松野初音さん(16)はメガホンを友達とたたき合って「打ってくれると思っていました」。 試合終了。高橋選手の父・美登さん(46)は「何とかつないでくれと思っていたけど打ってくれましたね。次もがんばれ」と笑顔でたたえた。 |