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ここから本文エリア スタンド・地元喜び満開 宇治山田商の応援2008年03月28日 宇治山田商の応援団で埋まった一塁側アルプス席。主戦の平生拓也君(3年)らと伊勢市の小俣中時代にチームメートだった前田通秀君(17)と笠間洋樹君(17)、野崎和摩君(17)の3人も、ひときわ大きな声援を送っていた。
3人は、ベンチ入りした平生君と清水大嗣君(3年)、野崎開理君(3年)と一緒にプレーをした。 1回表、平生君が先頭打者に本塁打を浴びると、「いきなりや」。だが、三振を取るたびに「ナイス」などと声をかけ続けた。「やっぱり甲子園に出られるのはすごい」。 9回裏、平生君が広げたチャンスから、清水君の二塁打で同点に追いつくと、メガホンをたたき、サヨナラ勝ちの瞬間、抱き合って喜んだ。 笠間君は「9回に何かあると思った。あいつらは自慢っす」。野崎和摩君は「めっちゃうれしい。もう最高の勝ち方やね」と酔いしれていた。 「やった」「勝ったぞ」。宇治山田商のサヨナラ勝ちが決まった瞬間、伊勢市の同校視聴覚室で、テレビを見て応援していた生徒や教職員約20人から、大きな歓声が起きた。 「普段の力を出してくれたら。1勝している相手の勢いが要注意」と話していた射場良教頭の心配が的中し、序盤から伸び伸び戦う安房に押されっぱなし。じりじりした戦況は終盤まで続き、「ダメか」という思いが漂った。だが最終回、見事なサヨナラ勝ちに、喜びが爆発した。 最前列で観戦していた3年の陸上部主将岡村弥那美(みなみ)さん(17)は、涙を流しながら野田貴恵さん(17)と抱き合い、「ナインの笑顔が輝いていた」。隣にいた大辺趣里さん(17)も「最後の最後にやってくれました」と喜んだ。 |