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白球追った彼女の思い

2008年03月27日

 華陵の3年生部員、高松香奈子さん(17)は、ユニホーム姿でアルプス席にいた。両手にメガホンを握りしめ、「勝つって信じてました」と声を弾ませた。

 兄の影響で、小学2年生から野球を始めた。今は右肩痛で投げることもバットを振ることも出来ないが、トス打撃の球をあげたりしながら、仲間の練習を手伝っている。

 日本高校野球連盟の規定で、女子は公式戦に出場できず、甲子園練習にも加われなかった。この日、多くの報道陣に囲まれ、「アピールすることで、規定の変更を考えてもらえれば」と話した。

 彼女の気持ちも理解できる。一方で、硬式球を使い、接触プレーもある野球の試合に、男子と一緒に参加するのは、安全上の問題で難しいとも思う。他競技をみても、男女混成で戦う球技はほとんどない。

 一つだけ確かなことがある。見せてもらった手には、硬いマメがいっぱいあった。彼女もまた、高校球児なのだ。


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