第93回全国高校野球選手権大会
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ベンチの外の仲間のために 横浜商大・穂積君 神奈川大会2011年7月14日11時44分 (13日、橘学苑4―3横浜商大) 「ベンチ外の仲間のためにも、フルスイングしよう」。1点を追う9回。代打の横浜商大の穂積翔大君(3年)が振り抜いた打球は中前に落ちた。 小、中学校は硬式チームでエースだった。横浜商大でも投手志望だったが、1年夏に足を骨折。外野手に転向したものの、思うような成績を残せない。「苦労知らずな子だった。初めての試練だった」と母親の敦子さん(50)は言う。 野球への意欲を失いかけていた穂積君を支えたのは、同じようにベンチを外れた仲間だった。励まし合い、居残り練習でバットを振り続けた。そして勝負強さを買われ、代打の切り札になった。 この日。「自分のためにも打ってくれよ」とベンチ入りできずにスタンドでの応援に回った仲間から次々とメールがきた。 穂積君は本塁にかえれず、チームは15年ぶりの初戦敗退を喫した。「自分1人だけじゃ打てなかった。一緒に頑張ってきた仲間がいてくれたおかげです」。ベンチの外では誰よりも大声で泣いた。(毛利光輝) こんな記事もおすすめリンク神奈川ニュース
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