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第90回全国高校野球選手権記念大会

甲子園だより

著者紹介

神田憲行

(かんだ・のりゆき)

1963年、大阪生まれ、ノンフィクション・ライター。大会終了後に発売される週刊朝日増刊「2008 甲子園Heroes(ヒーローズ)」(朝日新聞出版刊)の取材のため、 期間中は甲子園通いの日々を過ごす。甲子園取材歴は14年連続15年目。鳥居みゆきの「ヒットエンドラーン」が聞こえてくると一緒にやりたくなる。2死満塁カウント2―3で二塁に牽制する野球が好き。著書に『横浜vsPL学園』(共著、朝日文庫)、『97敗、黒字。』(朝日新聞社刊)、『八重山商工野球部物語』(ヴィレッジブックス)など。撮影機材はリコーのGX200

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智弁和歌山、ブラバンに乗って大逆転  08月14日

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 智弁和歌山といえば強力打線が看板ですが、それともうひとつ、最近の甲子園ファンに人気なのがブラスバンドです。そう、あの「アフリカンシンフォニー」。「アフリカン」の名前を知らない方でも、聞けば「ああ、あれか」と思われるはずです。智弁和歌山ブラスバンド部が演奏しだしてから甲子園の雰囲気にぴったりなのと、チームが強いことにもあやかって(?)、多くの他の学校でも演奏されるようになりました。

 そのブラスバンド部の顧問をされているのが、同校で数学を教えている吉本英治先生。アルプスでは自らトランペットを吹いていらっしゃいます。

「『アフリカン』は1回と7回に演奏します。本来の曲は軽快なメロディーなんですが、応援では勇壮な感じを出すために打楽器を強調するアレンジをしているのが特徴です」

 吉本先生はあの傑作CD「ブラバン!甲子園2」(私も今夏ヘビーローテーションで聞いてます!)での「アフリカン」の収録演奏にも監修として立ち会われたとか。まさに本家本元。昨日の試合でも対戦相手の駒大岩見沢が「アフリカン」を演奏し出すと「あ、ここの部分がうちと違いますね」。アレンジの違いがすぐわかります。でも各校が「アフリカン」を演奏することがちょっと嬉しそう。

 試合も8回に大逆転しました。

【写真】智弁和歌山の人文字の「C」はこんな感じになっています。



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