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甲府商(山梨)ニュース

猛打・好投、奮闘光る 甲府商の戦い振り返る

2007年08月17日

 第89回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)に44年ぶりに出場した甲府商。15日の2回戦で新潟明訓(新潟)に惜敗し、3回戦進出はならなかった。猛打で圧倒した1回戦から一転、2回戦は1点を争う投手戦。エース米田易弘君が奮闘したが、打線の援護が得られず、力尽きた。

写真試合に敗れ、グラウンドの土を集める甲府商の選手たち=阪神甲子園球場で

 1回戦の境(鳥取)戦で打線は18安打14得点。山梨県勢として甲子園で最多得点も記録した。だが新潟明訓戦では相手の継投策に封じられた。布施正臣監督は、「攻略方法を立てたところで、投手を代えられてしまった」と振り返る。

 対戦前に予想していた先発投手はエース永井剛君。布施監督は、「簡単には打てないが、永井君にスタミナはない」と踏み、前半に多めに球を投げさせ後半、勝負に持ち込む戦略を立てていた。しかし、先発したのは3番手投手だった。初回こそ、制球の乱れなどを突いて、先制したが、終わってみれば3投手を相手に5安打1得点にとどまった。1回戦で2打点と活躍した石原優太君は、新潟明訓の3投手に4打数無安打に抑えられ、「手が出なかった」。

 2年生投手の米田易弘君は1、2回戦を通じて、直球の伸びと切れ味鋭いスライダーで力投が光った。甲子園では20回計259球を投げた。被安打16ながら失点は3に抑えた。「最後は、最高の投球が出来た」と話す。

 試合後、布施監督は「粘りも足りなかった。今後は打撃に力をつけたい。3年生が残してくれた『財産』を次の世代が受け継いでくれるはずだ」と総括し、甲子園を後にした。

  ◇

 甲府商の選手は16日午前、バスで大阪府吹田市の宿舎を出て、同日夕、甲府市上今井町の同校に戻った。18日から新チームで練習を再開するという。


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