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ここから本文エリア 山梨ニュース 甲府商、悲願のV 投打圧倒、44年ぶり2007年07月29日 半世紀近くも待ちこがれた夢舞台を目指す甲府商、2年連続の優勝を狙う甲府工。両校の意地がぶつかり合った山梨大会の決勝は28日、甲府市の小瀬球場であり、甲府商が6―2で甲府工を下した。甲府商は、鮮やかな逆転劇で44年ぶり3度目の優勝旗を手にした。最高気温が35度を超えたが、猛暑に負けない熱戦を展開。両校の選手たちに、スタンドから熱い拍手がいつまでも送られた。甲府商は8月8日から阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。 甲府商が、投打で昨夏の覇者を圧倒した。 甲府商は2点を追う4回1死、米田が右前安打で出塁すると、「真ん中に入るスライダーを狙え」という布施監督の指示通り、大勝、後藤、渡辺、杉本の長短4連続適時打で逆転に成功。昨夏の優勝投手、甲府工の石合をマウンドから引きずりおろした。 7回はスクイズ、8回は犠打と敵失で得た好機に、大勝がこの日二つ目の適時打を放ち、着実に点差を広げた。 先発の米田は1回、ボールが先行する苦しい立ち上がりにつかまり、先制を許した。4回も制球を乱したが、6回以降は、外へ逃げるスライダー中心の配球で、8奪三振。甲府工打線を2得点に抑えた。 甲府工は1回、四球で出た榛原を丹沢の右前安打でかえし、先制。4回も1点を加点するが、その裏に先発の石合が、突如崩れた。「勝ちを意識しすぎ、力んだ」と石合が悔やむ高めに浮いた球を、次々に痛打された。 打線は9安打を放ったが、9残塁。5回以降は、得点圏に1度しか走者を進められなかった。 |