|
ここから本文エリア 岩国(山口)ニュース 好投手そろい 熱戦展開 山口大会2007年08月01日 岩国の3年ぶり4回目の優勝で幕を閉じた山口大会は、緊迫した試合が続いた。好投手がそろい、それぞれが持てる力を発揮した9日間の熱戦を振り返った。 台風4号と梅雨前線の影響で、開幕から大幅に日程が変更された。そのため当初より連戦が多くなるチームが増え、各校の関係者から「投手層の厚いチームが有利になる」との声が聞かれた。言葉通り、決勝大会までは強力な投手陣を擁した宇部商、西京などのシード校が順当に勝ち上がった。8強のうち5強がシード校。だが8強入りを果たせなかったチームにも好選手は多かった。 1回戦で柳井学園に敗れたが、柳井の左腕河谷の力投は目を引いた。延長11回にサヨナラ負けしたが14奪三振を記録した。同じ左腕では、下関中等教育の友成の存在も光った。2回戦で西京の強力打線を苦しめた。 チームでは久賀の躍進がめざましかった。エース宅野と柴本のバッテリーは打者に的を絞らせない組み立てで、第1シードの柳井商を完封した。 決勝大会に入ってからも好ゲームは続いた。準々決勝の宇部商―岩国は序盤に岩国が一気に攻めたものの中盤以降は互角の展開だった。下関商―華陵は下関商が逆転サヨナラ勝ちした。下関商は2年生中心のチームながらどの試合も最後まで、粘り強く戦った。 決勝の岩国―豊浦は、緊張感のある投手戦。準決勝までの5試合で7失点の岩国・高木、4試合4失点の豊浦・山田の投げ合いは、見応えがあった。一瞬のスキをついた岩国に軍配が上がった。 岩国が優勝した最大の要因は、6試合計4失策という堅い守りと19盗塁を数えた機動力といえる。「いつもうちの選手は一塁まで全力疾走する。そういうあきらめない気持ちが勝たせてくれたのだと思う」。優勝を決めた日の河口雅雄監督の言葉が忘れられない。 |