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山形ニュース

失策埋める勝ち越し打 日大山形・岡崎剛典君

2007年07月27日

 苦しみながらも同点に追いついた7回裏、1死一、三塁の場面。岡崎剛典君が打席に入った。

写真羽黒―日大山形 7回裏日大山形1死一、三塁、岡崎が左前に勝ち越し打を放つ=県

 「最高のライバル」と目する舟生源太君の同点三塁打の後、4番の武田渉君は敬遠気味に歩かされた。岡崎君は「オレが決める」と心の中で静かに闘志を燃やしていた。

 3回表の守備で右前安打の処理を誤り失策。走者の二進を許し、失点につながった。前日の準決勝で157球を投げた主戦阿部拓也君は、疲労がたまっているにもかかわらず猛暑の中で熱投を続ける。

 「エラーした分を返したい。阿部を楽にするには、ここで勝ち越すしかない」

 荒木準也監督がいつも口にする「チャンスこそ初球から積極的に」の言葉通り、初球の内角低めへ来た直球に素直にバットを出した。打球が三遊間を抜けるのを確信すると、言葉にならない雄たけびをあげて一塁を駆け抜けた。

 去年は甲子園のベンチ入りメンバーにも選ばれなかった。「今年は自分たちの力で切符を手に入れた。甲子園でも阿部を助けたい」


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