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智弁和歌山(和歌山)ニュース

意地の同点本塁打 智弁和歌山4番・坂口君

2007年08月10日

 大会ナンバーワン投手、佐藤由をいかに攻略するか――。智弁和歌山が勝つための絶対条件だった。しかしバットは次々と空を切る。そのなかで2年の4番・坂口真規が意地を見せた。

 6回1死一塁。「何としてでもかえ返す」。打席に入った坂口は誓った。3球目。「スライダーに自然と反応した」。坂口は思い切りバットを振った。打球は左翼スタンド中段に飛び込む同点の大アーチ。坂口は本塁を踏んで、大きくガッツポーズした。

 和歌山大会を前に左目を負傷、激しい運動ができなくなった。「それでも練習したい」。三宅秀二部長の勧めで、地下足袋を履いてティーバッティングを繰り返した。

 「氷の上を滑る感じ」だったが、徐々に地面をつかみ出した。下半身が安定し打撃に手応えを感じた。それでも和歌山大会では打点2。「4番の仕事ができなかった。甲子園では絶対に打つ」

 佐藤由からの本塁打も「負け試合の本塁打は意味がない」と言い切る。「ヒットが打てる選手になりたい。来年甲子園に帰ってきて1勝したい」


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