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ここから本文エリア 浦和学院(埼玉)ニュース 全国経験に頼らず一丸 9回目優勝の浦和学院2007年07月30日 6回表2死二塁、中原大地選手(3年)が振り抜いた打球は風に乗り、観客に開放された右翼スタンドに吸い込まれた。
大会6打点の中原選手に加え、今大会4打点以上を記録した選手が6人。決勝も中原だけでなく、2打点を挙げた新井大樹選手(同)ら下位打線も得点に貢献した。主軸だけに頼るのではなく、どこからでも点が取れるのが今夏の強みだ。 この日先発、完投した鎌田優投手(同)は昨秋、ベンチ入りすらしていなかった。今大会33イニングを投げ6失点の活躍。森監督は「鎌田の成長が大きかった」。 昨夏の甲子園で投げた赤坂和幸選手(同)は言う。「秋は頼られているという意識があった。『エースで4番』が重いと思うこともあった」 そんなチームを見て、森監督は昨冬、「甲子園経験者ばかりに頼るな」と檄(げき)を飛ばした。 富士見に3安打と抑えられ敗れた春。昨夏を知る阿部雅人主将(同)は「自分たちにおごりがあったのかもしれない」。甲子園経験者も危機感を持った。 迎えた夏。準々決勝の埼玉栄戦では赤坂投手が打たれ4点をリードされる苦しい展開も、下位打線の活躍などで逆転勝ち。準々決勝後、森監督は「赤坂におんぶにだっこだったチームが変わったことを実感した」。 2年連続の甲子園出場。赤坂選手は「昨年は甲子園に行っただけで満足していた。今年は全員で勝ちに行く」。 |