ここから本文エリア

佐賀北(佐賀)ニュース

Wエース、快走中 佐賀北

2007年08月18日

 スッとベンチに消えた。2回。自らのランニング本塁打で同点としても、ニコリともせずに。「浮かれて、後の投球に影響しても困るので」。先発を託された佐賀北の背番号10・馬場は、マウンドだけに集中した。

 序盤こそ長打を許すが、尻上がりに調子を上げる。6回はフォークで亀井と先制の本塁打を打たれた佐々木を連続三振。7回途中、久保と交代するまで毎回の計8三振を奪った。「いつ、つかまるかと思った」という百崎監督の心配を杞憂(きゆう)で終わらせた。

 元ノーコン投手だ。少しでも速い球が投げたくて、163センチの体をいっぱいに使い、力任せに投げていた。「ボールがどこに行くか分からない」と、捕手の市丸は振り返る。試合はいつも、四球から崩れていた。

 4月、百崎監督のアドバイスで腕を下げた。「腰がうまく回転するようになって、ボールのキレが増した。力を入れなくてもスッと腕が振れる」と馬場。制球もよくなり、四球病も治った。

 甲子園で4試合、計22回3分の1、306球を投げた。与えた四球は6個。「今の馬場? 別人」と市丸。佐賀北には、背番号1の久保とともに快進撃を支える、もう1人のエースがいる。


ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る