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ここから本文エリア 大阪ニュース 和泉総合、後輩に夢を 桝谷投手2007年07月17日 1対1で迎えた13回表1死二、三塁。和泉総合の桝谷寿史投手は、マウンドに駆け寄った尾崎祐介捕手から敬遠策を伝えられ、小さくうなずいた。
貝塚南の4番河原一聖君を歩かせて満塁。しかし、次の打者にもボールが先行し、5球目がわずかにそれて痛恨の押し出し1点を与えた。 「キャッチャーが構えたところに思いっきり放ったけど、球を離すのが早すぎた。投げた瞬間に抜けたのはわかった」と桝谷君。1回戦も1人で投げて完封したが、延長戦の疲れが出た。犠飛でさらに1点を取られて試合は敗れた。 前半は順調だった。8回までは貝塚南を無得点に抑える好投をしていたが9回、連続安打で同点に追いつかれた。 和泉総合は和泉工業が衣替えし、05年度にできた新しい高校だ。男子生徒が減り、野球部員は現在15人。2年生は1人、1年生も4人しかいない。来夏の大会出場が心配されている。 「1、2年生に一戦でも多く野球をさせてやりたい。勝ち進めば部員が集まるかもしれない。それが3年生の思いだった」と桝谷君は振り返る。 試合終了後のミーティング。「もう試合できへんのはさみしいけど、最高の試合やった」。田名後伸介監督が語りかけると、選手らの目に涙があふれた。 |