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ここから本文エリア 楊志館(大分)ニュース 楊志館、6回集中打 一挙6点、8強に名乗り2007年08月18日 ついに8強に名乗りを上げた――。楊志館は17日、開星(島根)との3回戦を6―3で制し、準々決勝に駒を進めた。序盤はエースの調子が上がらないうえに打線も振るわず、先制を許す苦しい展開だったが、6回裏に集中力を見せて6点をかせいで逆転。追いすがる開星を振り切った。準々決勝の対戦校は、18日の第1試合終了後に抽選で決まる。
◇ 安打数は半分ながら効率的に攻め、2倍の得点で県勢6年ぶりの8強進出を決めた。 投手甲斐は、2三振を奪って好スタートを切った高知戦とはうって変わって苦しい滑り出しとなった。1回に1死二塁の危機を迎えるが、中堅手安部が3番立岩の浅い飛球を滑り込んで好捕し、三塁まで駆け抜けていた走者を刺して併殺で乗り切る。2回にも先頭打者から連打を浴びたが、右翼手南が背走しながら長打性の打球を捕るなど、初戦同様に守備に助けられた。 しかし3回、先頭打者を再び安打で出すと、2死二、三塁から宮地監督が「要注意」と話していた4番早戸に左前に運ばれ、先制点を許した。 打撃では2回、先頭打者の吉野が内野安打で出塁するが、続く南が併殺に倒れ、好機を逸する。5回までに出塁できたのは、この吉野だけで、打者15人で前半を終えた。毎回のように好機を迎える開星とは対照的に、相手投手・吉田のスライダーに苦しめられ、得点圏には一度も走者を進められない苦しい展開だった。 一気に攻勢に出たのは6回。先頭の7番荒巻が死球で出塁し、犠打で1死二塁に。9番甲斐は中前に同点打を放ち、1番小畑が二塁打を放って1死二、三塁に。2番佐藤はスクイズを試みるが、外されて空振り。甲斐が挟殺された。 それでも打線はとまらなかった。佐藤が敵失で出塁し、迎える打者は、「野球センス」抜群の3番松冨。暴投を招いて1点を勝ち越したあと、「スライダーを狙え」という宮地監督の言葉通り、4球目をたたいて3点目を挙げ、勢いを取り戻した。 続く吉野が安打でつなぐと、南もスライダーを強振。あわや本塁打という打球は、2点適時三塁打となった。その後も敵失から1点を奪い、この回打者一巡の猛攻で5安打、6得点。試合の流れを引き寄せた。 5点のリードをもらった甲斐は7回に2点を返されるが、落ち着いてその後を打ちとり、12安打3失点の完投勝利。苦しみながらもねばり強い投球で、8強進出に笑顔を見せた。 |